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2022.6.1 みちのく軌道会 盛岡地区 情報交換会&現場視察会を開催

1. 日時 2022年6月1日(水)  情報交換会 18時00分〜20時00分
             現場視察会 21時30分~4時00分
2. 場所 情報交換会:(株)東部建設 青森作業所 会議室
現場視察会:【工事件名】奥羽本線青森駅構内検修設備等新設他(青森構内スリム化)
       青森構内 P119 ロ(旧分岐器撤去・新軌きょう挿入)
3. 参加人数 ・協力会社 8社 9名
  東部建設(岡山社長)、盛岡軌道工業(吉田社長)、ぎんが軌道工業(松田部長)
  羽沢建設(羽沢社長・羽沢圭央)、仙一軌道工業(川村所長)、湯清建設(湯沢社長)
  升澤組(白山副社長)、中才自動車修理工場(四戸部長)
・仙建工業㈱ 2名(木村本部長様、佐々木課長様)

主な内容

今年度、みちのく軌道会の事業活動として新たに、各地区でのイベント(現場視察)を実施することとしました。盛岡地区としては、大規模工事として青森駅構内で、分岐器撤去、棒線化の作業が4月より鉄道クレーンを使用して工事が始まっており、普段の作業でお目にかかれない鉄道クレーンを使用した作業の視察会を実施することとしました。また、このコロナ禍により、盛岡地区の協力会社が集まり、各社の取り組み状況もお話する機会もないことから、情報交換会も実施しました。

・キャリアアップシステム・グリーンサイトの登録進捗状況については、各社バラツキがありますが、これから登録する会社においては、進めていくための手法等参考となるところがあったと思います。


・採用活動状況については、各社ほとんどがハローワークによる求人でありますが、どの地域においても応募者がないという現状のようです。「応募があり、採用して現場に出ると、社員と打ち解けることができず孤立していることがあり、最後には馴染めずに1カ月で退職してしまう。そういう意味では、社員の紹介で採用した方が孤立することがないので、長続きする」との話題もあり、どの会社も共感をしていました。


・道具については、各社ともコードレス化が進んでおりますが、EG付きタイタンパーについては、故障が多いとの話題が、中才自動車さまの方で修理が可能であるとのことでした。また新しい道具の紹介として中才自動車さんから、山越器の脚の改良(ラチェット式伸縮脚)のデモ器を持参していただきました。現行の山越器の脚を交換することで使用できるとのことです。



現場視察会については、鉄道クレーンについては各社とも、初めて見る方もおられ、今までの分岐器全交換と比較し、仕事の効率や作業員の労働力軽減等について、改めて機械作業の良さを感じ取ることができました。点呼時には雨模様だった天気も線閉着手する頃にはあがり、本作業時には作業環境も良くなりました。従事された作業員(東部建設22名、羽沢建設22名)は全6回の内5回目の作業ということもあり、仕事に対して要領を得てきたこともあり、線閉23:37着手、軌道作業3:00終了(線閉3:58終了)と計画した軌道作業終了時間(3:30まで)を30分短縮し怪我等のトラブルなく終了しました。



情報交換会


山越器 ラチェット式伸縮脚


鉄道クレーン 前方部より


鉄道クレーン 後方部より


総合点呼


AB点呼



旧分岐器撤去



新軌きょう挿入


新軌きょう挿入



視察状況