1. 日時	2022年6月8日（水）　　10時～15時
2. 場所	情報交換会：　仙建工業㈱会津若松出張所　会議室 相互安パト：　只見線　会津坂本～会津柳津間31k968m～32k724m 　　　　　　　下級線PCマクラギ交換(準備作業)
3. 参加者	福島軌道工業㈱　丹治社長　渡邉担当部長 ㈱やまと建設　　古川部長 ㈲佐藤建設　　　佐藤社長　佐藤専務 ㈱髙橋組　　　　盛藤常務 ㈱菅澤建設　　　二階堂課長 ㈲笹島軌工　　　稲林取締役 ㈱ワールド工業　徳井他1名 会津若松出張所　長谷川担当所長

主な内容

みちのく軌道会 福島県地区の事業活動として、意見交換会と相互安パトを実施しました。

意見交換会では各社、上期近況の取組み実施状況・設備投資等・新規導入機械の使用状況・新規採用状況等を報告して頂きました。

・作業実施状況としては、福島・郡山・会津地区共に、災害復旧工事や施策等で十分な作業量があり、まずは安全を第一に考え検討し、無事故を継続しながら施工する事の大切さや、重機械等を活用して作業効率を上げる努力に取組んでいるとの内容が出されました。
今後の課題としては、重機オペレーターと誘導員の増員・教育訓練が急務であるとの声が多かったです。

・設備投資等では、勤怠管理の導入やアルコールチェッカーの購入等、各社様々な取組みを紹介していただきました。また、㈱髙橋組様が事務所兼倉庫を新設されましたので、次回見学させて頂きたいと思います。

・新規機械の使用状況は、各社がコードレス化を推進しており、インパクトレンチの他、草刈り機・穿孔機・EG式タイタンパー等、騒音対策・労力軽減に力を入れております。

・新規採用状況としては、各社苦戦しており、学校求人・ハローワーク・求人サイト等、あの手この手で増員の努力をしております。また、採用しても「今日は来てるかな…。明日は来るかな…」と不安であったり、中には、「従業員が紹介して入社した人は、長続きする」との意見もありました。

相互安パトでは、6月は特に目玉的工事が無く、福島支店線路部様のご協力を得て検討した結果、10月の全線運転再開を目指し、現在総仕上げを行っている只見線の現場を選択しました。今回は下級線PCマクラギ交換の現場で、6月24日までに800本の交換を計画し、準備作業としてPCマクラギ運搬・現場への印付け等を実施していました。重機誘導員の方が呼子を鳴らして注意喚起したり、機敏な動作で前後をしっかりと確認して誘導に当たっており、感心しました。

今回、福島県地区の皆様へお集まりいただき開催しましたが、「意見が出しやすい。質問がし易い。何か親近感があっていい。」等のご意見がありました。次回は是非、当軌道会役員の方や仙建工業様等多数参加して頂き開催したいと思います。

会津若松出張所様・笹島軌工様、大変お世話になりありがとうございました。

意見交換会の様子

線路立入り時のケジメ

PCマクラギ運搬状況

誘導状況

運搬後

終了ミーティング