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2022.11.15 みちのく軌道会 盛岡地区 情報交換会&現場視察会を開催!

1. 日時 令和4年11月15日(火) 情報交換会 15時00分〜17時00分
            現場視察会 20時30分~3時30分
2. 場所 意見交換会: 盛岡軌道工業㈱ 会議室
現場視察会: 東北本線 花巻駅~花巻空港駅間 (下線)
       弾性マクラギ化 (機械施工) 
3. 参加人数 ・協力会社 9社 9名
  東部建設(岡山社長)、盛岡軌道工業(杉山社長)、ぎんが軌道工業(熊谷社長)
  羽沢建設(羽沢社長)、仙一軌道工業(川村所長)、湯清建設(湯沢社長)
  升澤組(白山副社長)、中央工軌(杉山社長)、中才自動車修理工場(四戸部長)

主な内容

みちのく軌道会の事業活動として各地区での活動を下期も実施し、盛岡地区としては、今回は盛岡方面での視察を実施しました。視察に伴い、盛岡軌道工業㈱の新社屋をまだ拝見していない協力会社もありましたので、意見交換会場を盛岡軌道工業の会議室で設定しました。

①盛岡軌道工業㈱新社屋視察

・立地条件としては、夜間作業がメインであり、道具をトラックに積み卸し時による騒音等による苦情がありますが、民家がないので苦情の心配がありません。また、敷地面積も広く、本来資材置き場にする目的ではなかったそうですが、資材置き場もあり、また、駐車場も舗装されており、きれいな外観に整備されておりました。

・事務所内は、点呼執行場所兼安全会議場所も広く、黒板が5枚あり、一度に5班での点呼が実施可能です。休憩場所、充電器関係等もきれいに使用されておりました。

・倉庫内はトラックが2台縦列に入り、また、天井も高かいので、広く感じました。ユニックを倉庫内で操作できるようにしているとのことでした。


②意見交換

・各社とも人材確保には苦慮しており、入社したものの作業がきつくて…、夜勤が…といった理由で退職される方があるのは、どの会社も同じようです。また現在在席している高齢者も、体力的にも65歳まで持つかどうかといった不安も社員から聞こえているようでした。新卒確保に向けて積極的に活動されている会社もあるようで、人材確保について力の入れ具合は、各社温度差があるように感じられました。

・キャリアアップシステムやグリーンサイトについては、全社事業者登録・個人登録が済み、カードが届くのを待っている状態というところまで来ました。これから実施するにあたり、すでに実施しているところからアドバイスを受け、参考にできたようです。

・2024年問題(労働時間の上限規制 「原則月45時間、年360時間」の上限が罰則付きで法律に規定される)について話題があがり、特例条件があるものの現状のままでは自分たちだけではクリアできることではないので仙建工業さんに相談してみることとし、翌週(11/22)盛岡支店社長会に話題を出してみることとしました。


③現場視察
盛岡軌道工業㈱盛岡軌道センターの弾性PCマクラギ交換(機械施工)を視察しました。連日連夜の作業のため、立ち入り箇所は敷き鉄板で養生してヤードを作成し、作業をしやすい環境に整備しておりました。BH作業中は手元作業員も離れており、誘導員の指示により締結。連日の作業で慣れていることもあるが、チームワークが良いと感じられました。また、コードレス化が進んでおり、発電機1台使用せず作業していることに羨ましさを感じ、EGタイタンパーの台数も含めて、自社のコードレス機器の準備不足を懸念した会社もあったようでした。

下期の意見交換・現場視察を終えて、各社からは意見交換については、ザックバランに意見が出ており、協力会社のみなので気兼ねなくて良いとの意見がありました。
現場視察については、各社の代表者よりも現場に従事する社員が視察する方が、自社との比較で各社が施工技術を学べるのではとの意見もある反面、各社の社長が視察するとなると、従事者が嫌がり、受け入れしてくれる現場視察を受け入れする会社がないのではとの不安の声もあがり、来年度へむけての課題もありました。

 盛岡地区としては2回とも夜間での意見交換・現場視察会を実施となりましたが、遠方から車の運転についても交通事故もなく無事に終えることができました。

今回、盛岡方面での現場視察に際しまして、盛岡支店 丹野課長様、盛岡出張所 丸山所長様のご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。


盛岡軌道工業㈱ 新社屋視察


盛岡軌道工業㈱ 新社屋視察


盛岡軌道工業㈱ 新社屋視察


盛岡軌道工業㈱ 新社屋視察


意見交換会


現場視察(A点呼)


現場視察(作業状況)


現場視察(作業状況)