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2022.11.21 みちのく軌道会 仙台地区 意見交換&現場視察会を開催!

1. 日時 令和4年11月21日(月) 現場視察  9時00分〜10時30分
            意見交換会 11時00分~12時00分
2. 場所 現場視察 : 新幹線総合車両センター構内
       急曲線PCマクラギ交換
意見交換会: 旧レールセンター事務所会議室
3. 参加人数 ・協力会社 7社 9名
  古川興業㈱ 高橋社長、東軌工業㈱ 河野取締役、広栄工業㈱ 泉支店長
  東洋機械㈱ 鈴木室長、三品設計係、㈱木村工業 木村社長、庄司常務

主な内容

みちのく軌道会の事業活動として仙台地区の下期として今回は、古川興業㈱の利府の新幹線総合車両センター構内で行われている急曲線のPCマクラギ交換を視察し、その後同構内の旧レールセンター事務所会議室で意見交換会を行いました。

【現場視察会】
新幹線総合車両センター構内線の急曲線で軌陸グリッパーを使用しての作業で、会員の感想としては、オペレーターと重機誘導員と良く連携が取れており、効率的に安全でまた作業員も2台の犬クギ抜き機(スッポン)を使用して手早く作業しており、良くチームワークが取れているとの感想でした。また重機のアース棒を埋込んでいた。

【意見交換会】
意見交換として下記のテーマについて会員各社の現状についてきたんなく話し合った。
①新卒・中途採用活動について
新卒については、学校訪問や合同企業説明会に参加しているが、年々厳しい状況にある。
中途採用については各社、工夫してAIRWORKの利用や自衛隊の退官者の説明会に参加するなど活動している。

②機械化についてて
全体にコードレスのバッテリー式に移行している。
東洋機械㈱が治工具の改良開発に取り組んでおり、会員各社も気が付くことがあれば東洋機械さんに声を掛けることも今回改めて気が付いたことである。

③企業価値向上の取組みについて
ハード面では事務所や敷地の整備やホームページにYouTube動画を入れたりした。
ソフト面では技術力アップのため、職業訓練や講習会に参加したり、勤務システムを更新したりしている。

④社員に対しての福利厚生について
各社によって異なるが、社員が利用できる保養所の購入や楽天球場の年間シートの購入などや特定退職金制度,財形貯蓄制度など社員の現在と将来を考慮されて参考になった。

⑤人材育成について
人材育成については、外部からの指導員教育や外部研修を利用する会社など会社の実情などによって差があるのが感じられた。

⑥今後の活動展開について
合同安パトは継続して続けていき、地区を越して行っても良いのではないか。
また建災防協のようなところの指導もあっても良いのではないか。

以上、各社の実情はあるものの有意義な意見交換会であった。


現場B点呼


線路に入る前のケジメ訓練


軌陸BHのアース棒埋め込み状況


BHアース線接続状況


留置箇所からの移動


絶縁碍子高さ制限ワイヤー付きBH