主な内容

みちのく軌道会 福島県地区の事業活動として、意見交換会と相互安パトを実施しました。

意見交換会では各社、下期近況の取組み実施状況・設備投資等・新規導入機械の使用状況・新規採用状況等を報告して頂きました。

• 作業実施状況としては、福島・郡山・会津地区共に、年度末まで十分な作業量があり、多少の車両物損事故等が発生しているものの、重大事故等無く、無事故を継続しながら推移しています。冬本番となり、踏切除雪・機械除雪も連日実施しており、昨年発生した事故事象を起こさぬように注意しているとの事でした。
• 設備投資等では、休憩所・トイレ・倉庫の増改築等、各社予算に応じて社員の要望に添えるよう、努力しているようです。
• 新規機械の使用状況は、各社がコードレス化に力を入れており、インパクトレンチ・EG式タイタンパー等の買い替えや追加購入で、騒音対策・労力軽減に努力しております。
  新幹線施工の各社では、スラブはつり機の歯について、様々な意見が出されておりました。
• 新規採用状況としては各社、学校求人・ハローワーク・求人サイト等、あの手この手で増員の努力をしております。ですが、面接しても断られたり、内定しても取り消されたりと、かなり苦戦を強いられています。
  今の若者はSNSでの求人情報が中心であり、インディードやマイナビを活用してみようとの内容でした。
• みちのく軌道会への要望としては、機械展示会などでの新型器材の紹介・活用状況など、引き続き情報の共有をお願いしたい。また河野顧問とみちのく軌道会全員で集まれたらいいですね！との内容でした。

相互安パトでは、5月12日に大規模切換工事を実施する、奥羽線福島構内の軌道敷設現場を視察しました。15cm程の降雪量の中で、除雪をしながら山越器でレールを吊上げ、軌作責が大きな声ではっきりとした号令を掛け、全員が極寒に耐えながら熱心に取り組んでおり感心しました。
また、佐々木所長・高橋担当所長から切換工事予定の起点から終点まで、概況を説明して頂きながら視察し、意見を交わしました。

福島アプローチ軌道作業所様・菅澤建設様、大変お世話になりありがとうございました。

意見交換会

線路立入り時

切替起点方

軌道敷設状況

軌道敷設状況

切替終点方