2023.8.28 みちのく軌道会 福島県地区 現場視察・意見交換会を実施
1. 日時 | 令和5年8月28日 (月) 10時00分~15時30分 |
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2. 場所 |
現場視察 東北本線 東福島構内 0k150m~0k300m付近 奥羽線アプローチ線新設工事(キヤ車レール取卸し作業) 意見交換会 ㈱髙橋組様 平野作業所 会議室 |
3. 参加者 |
福島軌道工業㈱ 鎌田社長 渡邉担当部長 ㈱やまと建設 小林部長 ㈲石井工建 石井常務 ㈱髙橋組 盛藤常務 斎藤取締役 ㈱菅澤建設 後藤担当部長 工藤担当部長 ㈲佐藤建設 佐藤社長 ㈲笹島軌工 稲林専務 ㈱ワールド工業 徳井他1名 福島アプローチ軌道作業所 久保副所長 |
主な内容
みちのく軌道会 福島県地区の事業活動として、現場視察と意見交換会を実施しました。
現場視察では、9月から弾直マクラギ化工事を実施する、奥羽線福島構内アプローチ分のキヤ車レール取卸し作業(福島軌道工業㈱様施工)を視察しました。
気温が36℃と猛暑の中で、取り卸し器を組立て、軌作責が大きな声ではっきりとした号令を掛け、周囲の安全を確認しながら熱心に取り組んでおり感心しました。
従事員全員がファン付きベストを着用し、定期的に小休憩をして水分補給等、熱中症予防に努めていました。
意見交換会では、昨年6月に開設されました㈱髙橋組様 平野作業所を見学させていただきながら、事務所をお借りして、上期近況の取組み実施状況・新規導入機械の使用状況・新規採用状況等を報告して頂きました。
- 取組み実施状況としては、福島・郡山・会津地区共に、現在は十分な作業量があり、多少の事象は有るものの、重大事故等は無く推移しています。昨年発生した事故事象等を再発させぬように注意しているとの事でした。
また各社共、毎月の安全会議開催時に実設訓練を実施し、技術力の向上や継承に力を入れているようです。 - 設備投資等では、福島軌道工業㈱様が福島作業所を開設し、20周年に合わせファン付きベスト・ヒーター付ベスト・記念品を配布した他、㈱やまと建設様は訓練線の複線化等、ほか各社夏用クール上着を配布したりと、出来る範囲で社員還元に努めています。
- 新規機械の使用状況は、各社コードレス化・軽量化は大分進み、切断機・インパクトレンチ・EG式タイタンパー等の買い替えや追加購入で、騒音対策・労力軽減に努力しております。
- 新規採用状況としては各社、学校求人(新卒採用)では、ほとんど問い合わせすら無く、かなり苦戦を強いられています。ハローワーク・求人サイト・折込広告等、あの手この手で増員の努力をしております。
従事員の高齢化問題も有り、諦めず根気強く努力してみようとの内容でした。 - みちのく軌道会への意見・要望としては、機械展示会などでの新型器材の紹介・活用状況など、引き続き情報の共有をお願いしたいとの内容でした。また、今後(下期)の予定について申し送りをしました。
福島軌道工業㈱様・㈱髙橋組様・福島アプローチ軌道作業所様、大変お世話になりありがとうございました。
線路立入り時のケジメ
レール取卸し
視察状況
(株)髙橋組 平野作業所
1F 器材倉庫
意見交換会