みちのく軌道会 福島県地区の事業活動として、現場視察と意見交換会を実施しました。

現場視察では、5月に導入されましたキヤ車道床バラスト積込み作業(郡山出張所直轄対応)を視察しました。
梅雨入りして蒸し暑い中で、大きな声ではっきりとした号令を掛け、周囲の安全を確認しながら熱心に取り組んでおり感心しました。
國分所長が見守る中、社員同士が体調を確認し合い、水分補給等、熱中症予防に努めていました。

意見交換会では、仙建工業㈱福島支店会議室をお借りして、上期近況の取組み実施状況・トピックス等・新規導入機械の使用状況・新規採用・求人活動等を報告して頂きました。
また午後からは、東軌工業㈱川畑社長さま・舘田次長さまに参加頂きまして、機械技術協議会素案の打合せを実施いたしました。

・取組み実施状況としては、年間を通して無駄なく従事できるように元請け様と打合せながら、阿武隈急行線や福島アプローチ軌道作業所の作業を組み合わせて取組んでおります。各社事故事象等を再発させぬように、安全を最優先して取り組んでいるとの事でした。

・新規導入機械等の使用状況は、各社コードレス化・軽量化は大分進み、インパクトレンチ・EG式タイタンパー等の買い替えや、BT式犬釘すっぽん・BT式ピックの購入等で、騒音対策・労力軽減に努力しております。

・新規採用、求人活動状況としては各社ばらつきがあり、最近問い合わせや採用が出てきた会社と、ほとんど問い合わせすら無く、かなり苦戦を強いられている会社があります。引き続きハローワーク・求人サイト等、あの手この手で増員の努力を考えております。今後は、学校求人(新卒採用)にも取り組むようです。
また、従事員の高齢化問題も有り、諦めず根気強く努力してみようとの内容でした。

・みちのく軌道会への意見・要望としては、機械展示会などでの新型器材の紹介・活用状況など、引き続き情報の共有をお願いしたいとの内容でした。

福島支店線路部の皆様、郡山出張所の皆様、大変お世話になりありがとうございました。

線路立入り

Ｂ点呼

意見交換会

砕石かきならし